雑誌を読んでもベストは浮かばない

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まっさらな土地から庭を造るとき さてどうしたものか?

手探りで始めようにも何から始めたら良いのかさっぱり見当が付かない。

土を触ったこともないし、花もホームセンターに寄ったときに見るくらい。

そうだ、まずはガーデニング雑誌を買おう。

 

と、そこのあなた ちょっと待った

確かにガーデニング系の雑誌ってコンビニ、図書館、本屋さん いたるところに溢れています。

ぱらぱらとめくっているだけでなんだか素敵な気分になってきます。

  • うちの庭もこんな感じにできたらなぁ。
  • こういう木陰にベンチを置いてお茶を飲むのも憧れるわぁ。
  • 花とレンガはこうやって使おう。

めくるめく花色の妄想がとめどなく湧いてくるでしょう。

しかし正直なところ初心者が雑誌から入るのはお勧めできません。

それはなぜか。

実はガーデニング雑誌1冊に載っている模範例の庭の数ってとても少ないんです。

そしてほとんどの雑誌がずっと同じ系統の庭を特集しているんです。

メルヘンな雰囲気でレンガが多い庭が掲載されている雑誌にはシックで落ち着いたロックガーデンは載っていません。

逆もまたしかりです。

それはそれぞれの庭の購買層が違うので仕方のないことです。

 

実際私も最初の頃に作り始めた庭の雰囲気と現在の庭の雰囲気は大きく違います。

つまりまったくの初心者の場合 自分の好みの庭がまだいまいち分からないのです。

その状態で雑誌を見漁っているとそこに出ている庭がお手本だと無意識に錯覚してしまうんです。

だからこそまず最初にするのはできるだけ多くの庭を見る事。

これに尽きると思います。

もちろん作りたくてうずうずしてきたらそのまま花屋さんに直行してもいいし、石やレンガを買い漁ってももちろんオッケーだと思います。

でもできるだけ自分自身の本当の好みを知るという事が実は一番の近道だという事を忘れないでください。

身近なところに目標とする庭、自分にとってどストライクな庭がすでにあるという人は良いのですがまだ良くわからないという人は以下に庭の実例を多く見る方法をまとめたので試してみてください。

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